2006年07月02日
XPの次に出るウインドウズ・ビスタが目指すものとは
2001年11月に発売されたWindows XP以来5年ぶりに新しいWindowsが発売になる予定です(また延期になるかも?)
開発中は「Longhorn」と呼ばれていましたが、正式名称は「Windows Vista」決まりました
どちらも車の名前で使われている名称ですが、vistaとは展望という意味があります
一体次のウインドウズはどんな展望を見せてくれるものかと試験版が出ているのでワクワクしながら早速使ってみました(製品版は来年発売予定)
本に書いてある事をここで書いてもオモシロくないので、今回はビスタの見る展望とは何か(マイクロソフトは何がしたいの?)を個人的な視点で分析しご紹介します
今度発売になるウィンドウズには32ビット版と64ビット版があります
両者の違いは一度に処理できるケタ数が32ケタと64ケタで2倍違う様に見えるのですが、これはコンピューター上のケタ数の話で人間の世界の数字に換算すると
約43億(32ビット版)
1845京=18450000兆(64ビット版)聞いたこと無い単位
2倍どころか天文学的な数値のケタ違いな性能になります
実際にこの性能を発揮するには64ビットに対応したパソコン(カタログに64ビットCPUと記載)とソフト(64ビット対応)が必要になるのですが、現状は32ビットのソフトばかりでパソコンだけ64ビットにしてもほとんど早くなりませんので32ビット版のウィンドウズ・ビスタも発売する事になったんだと思います
では、なぜ64ビットのウインドウズを一般向けに発売する事になったのでしょう〜?
ワードやエクセルでは32ビットで十分ですが、より強固な暗号処理やハイビジョンの様な高画質の動画処理の場合32ビットのパソコンでは最大4GBのメモリー(現行国産パソコンは0.5GB程度のメモリ)しか搭載できませんのでほぼ限界です。
それに対し64ビット版では最大16000GBのメモリーが扱え映画DVD1本6GBから見ると無限に近い感覚で使えるのが分かります。
自作の世界では既に64ビットのCPUやマザーボード、メモリーが続々と普及しています。これに合わせてマイクロソフトの64ビットのウィンドウズが間もなく登場し、後は64ビットのソフトが続々と出ればマイクロソフトの目指す次世代のパソコン時代の展望が現実のものとなるでしょう
(2〜3年先の話になると思いますが・・・)
何だか難しい話になりましたが、今から25年前初めてパソコンに触れたときは8ビットで16ビットのパソコンなんて夢の世界でしたが、マウスで操作できるようになった1993年Windows3.1(16ビット)からパソコン同士が線でつながるようになった1995年Windows95(32ビット)へと変わったようにウインドウズ・ビスタは64ビットへの新しい大きな1歩になるのは間違いないでしょう
(あ〜パソコンはイイけど人間が付いていけないビルゲイツもリタイヤ)
写真はビスタにおまけで付いてるゲームソフトでインクボール
ブロック崩しと同じように玉が飛んで跳ね返るのですがマウスでドラッグして書いた線で上手に跳ね返し玉と同じ色の穴に入れればクリア
違う色に入るとアウトです
やってみると以外にスリリングでけっこうハマリますよ
次回はウィンドウズ・ビスタを自分のパソコンに入れるべきかどうかに付いてお話します
パソコン教室ワンクリックでは、皆様の様々な疑問にお答えしながら、パソコンの仕組みや整備のコツを基礎から手取り足取り指導しています。
「こんなこと知りたい!」「あんなことやりたい!」などなど、パソコンにまつわることなら何でもOK!
皆様からの好奇心あふれるリクエストをお待ちしております♪
パソコン整備の続きは、自作パソコン組立修理講座で!
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
よかったら私のブログにも遊びに来てください。
ブログって続けるのが大変ですよね。
また来させていただきますね。