2024年01月

2024年01月25日

昨年からChat GPTなど人工知能AIが一気に普及しましたが、膨大なデータの処理にはパソコンの基本処理を行うCPUではなく、並列処理に強く補助的に取り付けられたGPUが必要とされているため、大消費電力のGPUを搭載したグラフィックボードが大人気となりました。
中でもRTX4000シリーズは電気ストーブの中火程の発熱量があるため、昨年に電源の規格も「12VHPWR」と呼ばれる新たなものに変更されましたが、発熱量の少ないエントリーモデルの電源も新規格に対応したモデルが増えてきました。
これまでの電源は、電気を送るだけでグラフィックボード内で起きている異常を検知する機能はありませんでしたが、新たな電源では監視機能により火災などの心配もなくなります。

PCIe(ピーシーアイエクスプレス)はGPUとSSDの通信規格ですで、世代が新しくなるごとに帯域幅が倍々で早くなり、古い規格への互換性を持ちます。
  • PCI 5.0:2019年、4.0の2倍の帯域幅でインテル第12世代から
  • PCI 4.0:2017年、3.0の2倍の帯域幅でインテル第11世代から
  • PCI 3.0:2010年、インテル第3世代から
  • PCI 2.0:2007年
  • PCI 1.1:2005年

中央のPCIe 5.0 の端子が新しい12VHPWR規格です。
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制御用の小さな4ピン端子が特徴です。
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エントリーモデル向け550W電源にも12VHPWR規格採用され始めました。
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10年保証が選べるところも自作パソコンの楽しみの1つです。
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自作パソコン講座で組上げたインテル第13世代の自作PCですが、全端子が脱着式で必要な電源だけつなげばよいので、DVDやBDドライブを搭載できるコンパクトなパソコンにもピッタリです。
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oneclickpc1 at 11:56コメント(0)自作パソコン最新パソコン 

2024年01月18日

2024年1月18日(木)に 東山荘 で開催された市民茶会で安楽寺さんの法話が行われ撮影に行ってきました。
東山荘は綿布問屋であった伊東信一氏の旧別荘で、伊東家の山荘であることから東山荘と名付けられたそうです。明治末期から大正時代の建築様式を残す国登録有形文化財で、名古屋の中心にあるとは思えない別世界です。

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屋根裏は和風建築でよく用いられる矢羽根網代(やばねあじろ)です。
薄く切った杉材などを斜めにクロスさせ矢の羽根のように編み込んでいきますが、矢の進行方向(下の写真では手前)が仏間のある建物に向かないよう横向きに組まれています。
重なり合う先端の矢を外に向ければ客に当たるし、内に向ければ主人に当たることから横向きになったかと思われますが、これも仏教思想からでしょうか。
網代は縄文土器などの裏模様にも見られるように、日本に古くから見られる魚を捕るための漁具がモチーフになっています。
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都会の喧騒から外れひっそりと佇む隠れたスポットです。
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抹茶と相性ピッタリ、しっとりとした食感があり口当たりが滑らかな「まつ月」さんの生菓子です。
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安楽寺おくりさんによる法話は毎回漫談のように楽しく心温まる話です。
後ろの掛軸は「文殊菩薩騎獅像(もんじゅぼさつ きしぞう)」を模したものでしょうか。
三人寄れば文殊の知恵といわれますが、文殊菩薩の慈悲を表す象に対して、獅子は智慧を表すので、文殊菩薩の乗り物とされています。
こうした大和絵は平安時代前期に身近な風俗を描くようになった絵画ですが、仏教をお手本に描かれたものが多く現存します。

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見事な平庭式の枯山水を眺めながら、笑い溢れる安楽寺さんの法話を楽しみました♪
明るい所と暗い所を同時に撮影することは極めて難しいのですが、小雨のお陰で何とか撮影でき奇跡の1枚です!
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oneclickpc1 at 22:25コメント(0)デジタルカメラ安楽寺永代供養墓 

2024年01月10日

2024年最初の授業は昨年リクエストが多かったLinuxを使ったレッスンです。
手のひらサイズのRasberry Piは、ホームページやメールなどインターネットを楽しんだり、WordやExcel互換ソフトも搭載しているため、Windowsに代わって一通りのことはこなします。
今年はRaspberry Pi 5 が発売される予定です。教室には10年前のRaspberry Pi 2(写真左)、Raspberry Pi 3(写真中)、Raspberry Pi 4(写真右)の3台が実習機としてありますが、OSやアプリケーションのすべてはMicroSDカードに保存されるため、カードを入れ替えるだけで簡単に新たな環境が構築できます。
新しいRaspberry Pi 4は高性能で良いのですが、発熱を考えるとRaspberry Pi 2も消費電力がパソコンの50分の1から100分の1と大変エコなので捨てがたいものがあります。

容量も16GB程度あれば十分ですが、最新の読み書きの早いカードに入れ替えることで、より快適に利用できます。
Linux入門レッスンでは、Chromebookからターミナル(マウスを使わず文字だけで操作)を使ってSSHリモート接続し、Raspberry Pi内にフォルダーを作成したり、Python言語で簡単なプログラミングを書き込んで遠隔実行してみました。
SSH(セキュアシェル)は、公開鍵と秘密鍵の長い2つのパスワードを照合させることで、強固で安全セキュリティー接続ができる仕組みですが、Raspberryでその仕組みを詳しく体験しながら学習します。

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教室でお勧めしているMicroSDカードはパソコンのメモリーでは定評がある、SAMSUN(サムスン)製で、1枚1000円ぐらいで手に入ります。
左のEVO Plusカードの速度は読込み130MB/sとありますが、書込みも早いので動作が早く快適です。
右のPro Enduranceはドライブレコーダーなど繰返し書込みをするのに最適で、同じ値段だと容量は半分になりますが、電源を入れたままサーバーとして使うのに向いています。
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初めての方はすべてセットになった「Raspberry Pi 3」がお値打ちです。
メモリーが1GBしかないので、ホームページを見るのは少々遅いですが、WifiやBluetoothなど無線を搭載しているのでPythonなどLinuxの基本を学ぶには十分です。



こちらは2024年1月10日時点で最新の「Raspberry Pi 4 Model B」の8GBです。
発熱量が大きいのでファンを回して使わなければなりませんが、PyCharmなどPythonに特化したWebアプリ開発環境の実行にも耐えられます。



追記
2024年3月20日 Raspberry Pi 5 が発売になりました。
Raspberry Pi 4 から性能は2倍にアップされました。












oneclickpc1 at 18:25コメント(0)Raspberry Pi最新パソコン 

2024年01月01日

あけましておめでとうございます

年末は12月28日に26年前の教室をオープンした時の生徒さんからご注文で、自作パソコンを2台無事に納品させていただきました。
29日に安楽寺住職より安楽寺新聞の原稿を受取り、31日の大晦日にA3見開き1200部を納品し、元旦までに何とか間に合いました♪
元旦の今日は10時から安楽寺で毎年恒例の修正会法要が執り行われ、お寺と葬儀会館のホームページに無事掲載が終わり新年も無事にスタートです。
昨年後半はUbuntuなどLinuxを使ったWebアプリ開発環境を構築したいとのご相談が多く、今年はRaspberry Pi 5 の発売も予定されていることから、Windows11だけではなくLinuxを使った自作パソコンやPythonなどプログラミングも皆様と一緒に楽しめればと思います。

安楽寺ホームページ
https://www.anrakuzi.com/

安楽寺会館ホームページ
https://anrakuzikaikan.com/

最新の人工知能を使って干支の龍を描いてみました。

あけましておめでとうございます2024









oneclickpc1 at 15:48コメント(0)人工知能AI生徒さんニュース 
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