2024年07月
2024年07月11日
ロボットを作る前に、通信やセンサー類を制御するESP32とは一体何のことか詳しく見ていきます。
写真の「Wifi ESP-Wroom-32」と書かれた四角い金属製の部分（17ｍｍ×18ｍｍ）がESP32本体です。
上下と左側には端子が見えますが、基板上で上下のピンが出ている端子に内部的につながっています。
右側は端子が無いように見えますがWifiとBluetoothのアンテナ基盤になっています。
この金属製のカバーを外すと、中にSoCと呼ばれるマイクロコントローラ（約5�仍擁�）が入っており、これがESP32心臓部となります。
Socは「System-on-a-chip」の略で、1つのチップ内にCPUやメモリー、記憶装置や無線通信機能を全部集約し詰め込むことで小型で低消費電力化でき、スマホやタブレットなどの心臓部はすべてこの方式になっています。今後はパソコンもすべてSocになる方向で半導体開発が行われています。
残りの黒い基盤は、外部と接続する端子のほか、シリアル通信と電源電圧を調整するためのもので、色々な企業が独自の仕様で販売しているため、よく見ると細かな仕様がバラバラで配線時には注意が必要です。
現行のESP32内心臓部の小さなチップは、台湾のTSMCが配線間距離が40nm（ナノメートル）で製造しているそうですが、パソコンではWindows7が出る直前の2008年頃に使われていた技術で、マイコンとしては十分すぎる性能を持っています。
Wifiの下に見える〒マークは「技適マーク」と呼ばれるもので、日本国内で電波を出す機器は、電波を管理する総務省の「技術基準適合認定」を受けていないと違法になり使用できません。
なぜ電波の適合認定が郵便マークなのか？不思議に思われる方もおられると思いますが、総務省はかつては郵政省で、技適マークの認定は郵政大臣が行っていたためです。
ネットで格安なESP32を購入する際はご注意ください。
画像のESP32
写真の「Wifi ESP-Wroom-32」と書かれた四角い金属製の部分（17ｍｍ×18ｍｍ）がESP32本体です。
上下と左側には端子が見えますが、基板上で上下のピンが出ている端子に内部的につながっています。
右側は端子が無いように見えますがWifiとBluetoothのアンテナ基盤になっています。
この金属製のカバーを外すと、中にSoCと呼ばれるマイクロコントローラ（約5�仍擁�）が入っており、これがESP32心臓部となります。
Socは「System-on-a-chip」の略で、1つのチップ内にCPUやメモリー、記憶装置や無線通信機能を全部集約し詰め込むことで小型で低消費電力化でき、スマホやタブレットなどの心臓部はすべてこの方式になっています。今後はパソコンもすべてSocになる方向で半導体開発が行われています。
残りの黒い基盤は、外部と接続する端子のほか、シリアル通信と電源電圧を調整するためのもので、色々な企業が独自の仕様で販売しているため、よく見ると細かな仕様がバラバラで配線時には注意が必要です。
現行のESP32内心臓部の小さなチップは、台湾のTSMCが配線間距離が40nm（ナノメートル）で製造しているそうですが、パソコンではWindows7が出る直前の2008年頃に使われていた技術で、マイコンとしては十分すぎる性能を持っています。
Wifiの下に見える〒マークは「技適マーク」と呼ばれるもので、日本国内で電波を出す機器は、電波を管理する総務省の「技術基準適合認定」を受けていないと違法になり使用できません。
なぜ電波の適合認定が郵便マークなのか？不思議に思われる方もおられると思いますが、総務省はかつては郵政省で、技適マークの認定は郵政大臣が行っていたためです。
ネットで格安なESP32を購入する際はご注意ください。
画像のESP32
