2008年02月04日
メモリーを増やせばパソコンは高性能?
「最近パソコンが遅くなってきたからメモリーを増やそうかな?」
「よく固まるから友達にメモリーが足りなんだよ〜とアドバイスされたんだけど・・・」
「今時2GBはメモリー無いと話しにならないよ〜」
と言う声を良く聞きますが、確かに5年ほど前まではメモリーが高価で各メーカーは販売価格を下げる為に最低限のメモリーしか搭載していませんでした。
実際の所はどの程度で十分なのでしょうか〜?
ホームページ見たりメールしたり、たまにワード・エクセル程度なら
WindowsXPで256MB、WindowsVISTAで512MBあれば動きます。
複数ソフトを同時に起動するなど少し快適に動かすなら
WindowsXPで512MB、WindowsVISTAで1024MB(1GB)
大容量の動画編集や写真加工など余裕を持つなら
WindowsXPで1GB、WindowsVISTAで2GB
と言ったところです。
パソコンの容量はマイコンピューターを右クリックしプロパティーを選ぶと確認できますので気になる方は確認してみて下さい!
ちなみにメモリーがメチャクチャ安くなってますが、普通の方が使ってる32ビット版のWindowsでは3.2GB以上認識しませんのでご注意を!
但し、メモリーでもっとも大切なのは大きさではなく「質」と「速さ」です。
特にWindowsMe時代は国産パソコンでも粗悪なメモリーが蔓延しスグ固まったり電源が落ちるなどトラブルが後を絶ちませんでした〜
粗悪メモリー + 良質メモリー = 動作改善せず
です。
こんな場合は新しいメモリーだけにするのも手ですね!
(自作講座では値段は少し高いですが、国産センチュリーマイクロ社製など良質で永久保障品をお勧めしています)
そして、最も速さに影響を与えているのがメモリースピードです
現在搭載されているメモリーは同じ容量でもそのスピードによって
DDR(低速で旧モデル)、DDR2(中速で主流)、DDR3(高速で最新モデルのみ)
に分かれますが同じDDR2でも種類によって体感上でも大きな差が現れます!
(自作講座で行った結果でも歴然の差が出ました〜)
写真は同じメモリーでもデジカメなどで使用されるSDカードです。
普通容量しか気にならないと思いますが、同じSDカードでも高速型のSDHC(CLASS6と呼ばれています)では読み書き速度がまったく違います。
写真のカードは普段一眼デジカメで使い込んでいるものですが、普通のSDカードなら連写10枚程度で動作が固まってしまいますが、SDHCなら書込みが早いのでどんどん連写できます!
運動会やペットなど動きの速い決定的シーンを撮影するなら反応速度の速いメモリーを選んで下さいね!
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