2008年06月22日

パソコンのパソって何ですか?

6月は教室の決算申告月で1年間の売り上げと経費を集計し税務署へ様々な書類を提出しなければなりませんが、パソコンのお陰で決算書印刷ボタン一発でサラッと出来上がりホッと一息です
教室は法人なので書類の数も多く普通なら事務員を一人専用に雇わなければいけない所ですが、本当にパソコンには感謝感謝です

今月はどう言う訳か10年物のパソコントラブルの相談が相継ぎWindows95からNTまで幅広いパソコンと格闘しました
首題にあるパソコンのパソはパーソナルコンピューターを略したもので日本語に直すと個人用コンピューターと言うことになります。
って事は業務用コンピューターはパソコンって言わないの??って疑問が湧いてきますが、今では業務用も当たり前のようにパソコンって呼ぶ人が増えてきましたね〜
でも、厳密には機器もソフトもちゃんと差別化されています。
ソフト面では個人用Windowsはバージョンが3.1から始まり95、98、Me,XP、Vistaの順に進化してきましたが、業務用パソコンは同時期にWindowsNT、Windows Server 2000、2003、 2008と進化してきました。
ハード面では、個人用も業務用Windowsもどちらも同じパソコン本体に入れて使うことができますが、個人向けに販売される富士通、NECをはじめとしたパソコンで耐久性よりコストが最優先である為に「保障期間の1年動いてくれればOK!」って造りになってますから1日24時間電源を入れっぱなしで使えば1年ともたず故障します。
対して業務用ではIBMやHPなどのメーカーが個人用とは別に1日24時間動かしても10年は故障しないよう専用設計されたコンピューターをワークステーションと位置づけ販売されています。
今回相談が多かったNTも購入から10年以上経ちますが高耐久性のワークステーションに載せて使っていますから未だに多くの開業医から小規模の工場や商店まで幅広く現役で使われています。
教室の自作パソコン講座では、こういった高耐久性のワークステーションレベルの部品(永久保障や平均故障間隔120万時間)を使ったパソコン作りを提案しています。
ただ安さを求めるならデルやソーテックをはじめとする3〜4万の激安パソコンを買えばよいのでしょうし、安心快適を求めるなら高価(車買えます)な業務用ワークステーションを買えば良いでしょうが、出費する費用に対する得られる効果を考えると、わずかな差額で10年安心して使える高耐久性が手に入る自作パソコンはとっても魅力的と言えますね!
しかも最近の自作パーツは少し前のワークステーションを楽々超えています!
最低価格の部品で組んだパソコンでも3次元CADがサクサク動きます♪
それに万一故障しても部品が安く調達も修理も簡単です〜
パソコンが遅く不調だと不安でイライラするし健康に良くありません
パソコンが早く快適だと仕事も遊びもはかどり人生も楽しくなります

写真はまだ買って3年の生徒さんのDELLパソコン
写真真ん中のDELLロゴの左に見えるひし形の黒い部品がCPUとメモリーを管理するチップセットと呼ばれる部品です。
本来左下に見える黒い歯ブラシのような冷却用のフィン(ヒートシンク)が上に載っているのですが、コスト削減の為か取り付け金具が針のように細く折れて破損していました。
当然電源を入れるとチップセットがオーバーヒートを起こし数秒で停止しますからWindowsは起動しません。
仕方ないのでハードディスクを取り出し新しい自作パソコンに取り付け!
マイドキュメントからデスクトップの保存データ、インターネットのお気に入り、メールのデーターからアドレス帳などなど前に使っていたデーターを全て抜き出し復旧完了!
こんなありえない故障ですがメーカーの修理代は5万近く・・・
こんな事に大金使って修理で戻ってきても大切なデーターは消去され・・・
数日使って他の箇所も壊れ又修理代・・・
何かが間違っていますね〜

パソコン教室ワンクリックでは、皆様の様々な疑問にお答えしながら、パソコンの仕組みや整備のコツを基礎から手取り足取り指導しています。
「こんなこと知りたい!」「あんなことやりたい!」などなど、パソコンにまつわることなら何でもOK!
皆様からの好奇心あふれるリクエストをお待ちしております♪
パソコン整備の続きは、自作パソコン組立修理講座で!
 

DELL パソコンが起動しない



oneclickpc1 at 03:57コメント(0)トラックバック(0)パソコン授業風景  

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