2019年08月06日

安楽寺会館盂蘭盆会法要2019の撮影に伺いました

生徒さんで安楽寺の吉田住職ご夫妻の依頼で、8月3日(土)4日(日)と、2日間にわたって行われた「安楽寺盂蘭盆会法要2019」の撮影に行ってきました〜
昨年は会場に入りきれないほどの来場者があり、今年から午前を2部に増やし、1日3部体制で2日間で計6回にわたる法要が行われました。
「門前の小僧習わぬ経を読む」ではありませんが、撮影を通して6回も聞法(もんぼう:法話を聞くこと)させていただくと、なぜお盆法要が大切なのかを改めて感じることができました。
また、2日間にわたり昼食もご住職とご一緒させていただきましたが、オフでも浮いた話は1つも無く、終始お葬式の在り方や、亡くなられた方との向き合い方の話で頭が下がる思いでした。
葬儀やお墓選びは、場所や料金、お寺の知名度や宗派、アクセスの便利さも大切かも知れませんが、何より一番に考えなければならないことは、ご住職やその家族、スタッフの皆様の仏法や故人を弔う姿勢ではないでしょうか。
今回の話も1回30分〜40分を計6回繰り返されましたが、それぞれすべて違う内容で、聞法される方にあわせて法話をされていました。
改めて考えますと、亡くなられた方を前に私たち一般人はあまりに無力です。
手を合わせることは自宅でもできますし、パソコンやスマホがあればYouTubeや音楽サイトで様々な宗派のお経を聞くことができます。
しかし、お経そのものは古いインドの言葉を音写しただけのものなので、音だけ覚えて意味も分からず唱えただけでは故人には届かないのではないでしょうか。
お寺は「智慧(ちえ)を授かる場所」です。
お経の意味が分からぬとも、お経で言わんとしていることを日々実践なさっているお寺の方々に接することで、「言葉では言い表せない生きる智慧」を授かることができます。
法話を聞くことは仏教入門の第一段階だそうですが、安楽寺さんでは毎月13日に法話を行っていますので、ぜひお寺で聞法されてみてはいかがでしょうか。

8月3日(土)
9:00〜 八事霊園永代供養墓の方を対象の盂蘭盆会法要
11:00〜 八事霊園永代供養墓の方を対象の盂蘭盆会法要
13:30〜 初盆の方を対象の盂蘭盆会法要

8月4日(日)
9:00〜 安楽寺ご門徒様の盂蘭盆会法要
11:00〜 安楽寺ご門徒様の盂蘭盆会法要
13:30〜 安楽寺ご門徒様の盂蘭盆会法要
14:30〜 坊さん漫才「えんんりょう」による歌と漫才法話



3日(土)は中京テレビの取材が入り、安楽寺会館→八事霊園→安楽寺と1日がかりで撮影が行われました。
名古屋は35度を超える酷暑日でしたが、お寺では音声さんからエアコンの吹き出し音が入るとのことで冷房を止めての撮影で大変でした〜
8月8日の夕方6時ごろのニュース番組「キャッチ」で放送予定でしたが、小泉進次郎議員と滝川クリステルが電撃結婚報道で放送延期となりました。

4日の午後2時半からは、前回の南立亭千笑(八木千春)さんの落語に続き、今年は坊さん漫才「えしんりょう」のお二方によるイベントが開催されました。

お盆法要では「正信偈(しょうしんげ)」と呼ばれるお経が読まれますが、初めての方にはオレンジ色の経本が貸し出され参加者の皆さんと読経されます。
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ご住職の息子さんの副住職により御文(おふみ)が拝読されます。
御文は宗祖親鸞聖人の8代目にあたる蓮如上人(1415〜1499)によって、個人や聞法グループ宛に書かれたお手紙です。
当時の日本語なので表現が難しいところもありますが、口伝えで間違って浄土真宗の教えが伝わらないように手紙の文章が集まりがある都度繰り返し読まれています。
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取材するのは、中京テレビ報道局のモンゴル人記者、オユーンチメグ ホンゴルズル記者(通称ゾーラ)さんです。
夕方のニュース番組「キャッチ」に度々登場されますが、流ちょうな日本語で記者というよりアナウンサーみたいで、日本人より綺麗な日本語を話されます。
仏教にも造詣が深く、取材の合間にモンゴルの宗教のお話を聞かせていただきましたが、歴史的にチベットとのかかわりが深くチベット仏教の信仰者が多いそうです。
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取材を受けるのは安楽寺副住職。
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盂蘭盆会法要の様子も撮影されました。
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住職を含め4名で読経されます。
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初盆の方以外は服装は自由です。
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お経の後は住職による法話ですが、テーマは「四苦八苦」と「因縁生起」
約30分の法話が6回行われましたが、テーマは同じでも会場におられる方に合わせ、すべて違う切り口で法話をされました。
明治生まれのご両親を持つ門徒さんの話によると、法話は黙って眠らずに聞くようにと厳しく教えられたそうで、今でもそのことを大切に受け止め聞法なさっているそうです。
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参加者全員におはぎのセットが配られました。
お釈迦様のお父様は中国では浄飯王(じょうぼんのう)と呼ばれ、日本語に訳すと「白いご飯」と言う意味になります。
稲作が富の源泉で、ご飯の王様と呼ばれるぐらいお米が豊かな土地で生まれ育ったと言われています。
お盆は皿の上に分けると書きますが、盂蘭盆(うらぼん)にはお盆に載せたご飯を皆で分けるという意味もあるそうです。
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坊さん漫才「えんんりょう」による歌と漫才法話で、難しい仏教の話を楽しく伝えてくださいます。
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宗派を問わず全国対応。
5万円からお入りいただける名古屋市内の永代供養墓です。
年間管理料は 無料 で 年3回の無料法要の様子はこちらのブログやYoutubeでお届けしています。
お寺が所有する葬儀会館でのお葬式は葬儀費用+お布施+永代供養墓がセットで30万円から。
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