2021年05月24日

有効率95%のワクチン接種のトリック?

愛知県でも集団接種が始まり、かかりつけでのワクチン接種の予約受付が始まりました。
ファイザー製やアストラゼネカ製など「有効率95%」と聞くと、ワクチンを2回打てば「100人中95人がウイルスにかからない」と思いがちですが、事実は皆さんが想像していることとはまったっく異なります。

実際の有効率の計算は・・・

計算しやすいように有効率90%で見ていきますと
100人中で
ワクチンを打たなかった場合の感染者数:10人
ワクチンを打ったあとの場合の感染者数:1人
であった場合、感染者の割合が10人が1人と9割減ったので、有効率は90%と言うことになります。
この場合、100人中で感染者数が9人減るので、打てば約10人に1人が助かる計算になります。
これだけ見ると、100人中で感染者数は1人に減るわけですから良いように見えますが、問題は有効率の計算の対象に100人が入っていないと言ことです。

例えば、感染力の弱いウイルスの場合、10,000人中で
ワクチンを打たなかった場合の感染者数:10人
ワクチンを打ったあとの場合の感染者数:1人
であった場合も、10人が1人と感染者の割合が9割減ったので、有効率はまったく同じ「有効率90%」と言うことになります。
この場合、10000人中で感染者数が9人減るだけなので、打っても約1000人に1人助かるだけの計算になります。
不思議なことに、打ったあとの人の感染者数が打たなかった人の数を上回ると、有効率はマイナスで表示されます。

これを、これまでの日本の感染者数の累計に当てはめて見ますと、仮にすべての国民が有効率95%のワクチンを2回接種し終えてる場合

日本の総人口 1億2千500万人中で
ワクチンを打たなかった場合のこれまでの感染者数:70万人
ワクチンを打ったあとの場合の予想される感染者数:3万5千人
となり、66万5千人の感染者を減らすことができた計算になりますが、1年の歳月をかけて減らせる感染者数は、1年積み重ねても人口のわずか5%が減るだけの計算になります。



oneclickpc1 at 16:54コメント(0) 

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