2024年09月01日

「質問」撮影した動画がYoutubeにアップするとカクカクします・・・

レッスン中、生徒さんからのご質問と回答の一部を掲載させていただきます。

質問:GoProで撮影した動画をPowerDirectorで編集し書き出すとカクカクしボケボケでにじんだような動画になってしまいます・・・

解答:まず撮影した動画ファイルと編集後に動画変換し書き出し後にできたファイルの品質(ビットレートとフレーム数)が同じであるか確認が必要です。
エクスプローラーを開き、ファイルを右クリック、プロパティーから「詳細」のタブを選択し、赤枠の数値を確認します。

Youtubeフレームレート

総ビットレートは一秒間当たりの動画容量で、単位はkbps(キロビット/秒)になります。
変換後のファイルでこの値が大きいほど画質が良くなりますが、元のファイルの値以上にしても画質は上がりませんが、小さくなれば画質は落ちていきます。

フレーム率はパラパラ漫画のように1秒間あたり何コマあるのかを数値で表したもので、単位はfps(フレーム/秒)になります。
8mmフィルムを使った古い映画は24fps、一般的なデジタルビデオカメラは30fpsで十分ですが、スポーツなど動きが早いものは60fpsを使うと容量はファイル増えますが画質は滑らかに見えます。
人間の目は50fps程度が限界とされていますので、60fpsを越えても認識は出来ませんので、容量を節約するため三脚などにカメラを載せて撮るなら30fps、手持ちで撮るなら60fpsをお勧めします。
GoProやiPhoneProなど120fpsや240fpsといった設定が有はスローモーション撮影用になります。

当校の授業は自作パソコンの組立がメインになりますので、動画の編集などは性能のテストを兼てになることが多いのですが、4K動画を編集されるならグラフィックボードの搭載をお勧めします。

Youtubeの公式ページでは、以下の値を推奨しています。

2K動画高画質(1440p)
映像ビットレート:53〜68Mbps(35000~45000kbps)
映像フレームレート:24fps

2K動画通常画質(1440p)
映像ビットレート:35〜45Mbps(35000~45000kbps)
映像フレームレート:16fps

4K動画高画質(2160p)
映像ビットレート:53〜68Mbps(35000~45000kbps)
映像フレームレート:60fps

4K動画通常画質(2160p)
映像ビットレート:35〜45Mbps(35000~45000kbps)
映像フレームレート:30fps

PowerDirectorでの書き出し時の設定は赤枠の箇所を変更します。
Youtubeフレームレート2


当校のレッスンで使用している動画編集ソフトPowerDirector 365
BGMやテンプレートが豊富なので初心者にお勧めのソフトです。
買い切りの永続版もありますが、人工知能AIの最新機能を常にアップデートできるサブスクリプション1年版がオススメ!



テレビ局のアクションカメラでYoutuberで有名なGoProです。
強力な手振れ補正や防水機能、超広角で耐衝撃性にも優れ何となくカメラを向けてるだけで画角に収まり、走り回る小さなお子様がいるご家庭にオススメのビデオカメラです。









oneclickpc1 at 11:27コメント(0)生徒さんからの質問 | パソコン授業風景 

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